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ひとりごと

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鉄平選手 インタビュー

 今シーズン、中日から移籍してきた鉄平。本名は土谷鉄平。俊足巧打で開幕からトップバッターを務める鉄平は、演歌「北酒場」がレコード大賞に輝き、映画ではE.T.やブッシュマンが大ヒットした1982年の12月27日に大分県で生まれた。

 小学校から野球を始めた鉄平は、めきめきと頭角を現し、名門津久見高校に入学。甲子園はもちろんのこと、プロ野球で活躍することを当時からめざし、日夜練習に励み、高校通算は32本塁打を放つなど、「九州のイチロー」として注目された。
2001年ドラフト5位で中日ドラゴンズに入団。念願のプロ野球選手となった。

 しかし、当時の中日は首位打者を獲得した福留、2000本安打を達成した立浪など選手層の厚さからなかなか出場機会に恵まれず、昨年オフに楽天イーグルスへの移籍が決まった。2006年春季キャンプから野村克也監督の目にとまり、開幕一軍どころか開幕からイヌワシ軍団の切り込み隊長として活躍中。



 そんな鉄平が楽天イーグルスに歴史的な1日をもたらした。
開幕から21試合めの4月22日の西武ライオンズ戦で、西口からプロ入り初本塁打を放ったのである。打った本人も
「1年に一度あるかないかの完璧な当たりでした。本塁打は全力で走らなくて良いので、楽ですね」
と照れたが、野村監督も
「まさかという人が打つ。それが野球の面白さ」
と賛辞を送った。

 鉄平は独特の打撃スタイルで、ボールを叩くと言うより、運ぶと言うフォームだが、左腕をうまく使っての一撃については、
「長らくプロに入ってから、ああいうバッティングをしていなかったので、(高校以来で)懐かしい感触と言うか変な感じでした。練習でも(スタンドインは)無いので。自分でもビックリしています」と声を弾ませた。

 そして、この日の勝利は楽天イーグルス創設以来、初の1-0での勝利。鉄平の決勝アーチが楽天野球団に新たな歴史を刻んだことになる。記念すべき試合の終了後に鉄平の単独インタビューを行った。






----ファンの皆さんから一番の声援ですね。(鉄平が打席に入ると「てっぺぇーーーい」の大コール)

鉄平:声援は本当に嬉しいですね。今年から選手登録名を「鉄平」と変えた効果もあってお客さんから親しみを持ってもらえたらと思っています。ヤジも含めて、スタンドからの声はほとんど聞こえますよ。



----今年はこれまでの試合(4/22現在)でほぼ全試合でトップバッターを務めていますが、心がけていることは?

鉄平:1番打者の僕が塁に出ると、打線がつながりやすくなる。(得点に結びつくよう)何とか出塁して後ろに繋げようと言う気持ちですね。

----大ブレークの予感がする2006年ですが、中日から楽天への移籍が決まった時は?

鉄平:高校を出て、5年間を中日で過ごしました。昨年は3日間しか一軍にいることができなくて、ずっと二軍での暮らしが長かった僕にとっては、新しいチャンスをもらった!と言う気持ちでした。






----中日と楽天の違いは?

鉄平:パ・リーグとセ・リーグの違いかも知れませんが、ファンの方と触れ合う機会が多いですね。イニングとイニングの間のイベントなどはセ・リーグは無いですから。仙台に来て、思ったことは楽天イーグルスは特にファンの皆さんを大事にしていると言うことです。

----ファンの方と接することに心がけられていることはありますか?

鉄平:できるだけ普段の顔と言うか。僕は人見知りしてしまう方なので、できるだけ笑うようにしています。愛想よく。でも、親しみを持たれ過ぎて小学生から「鉄平」と呼ばれてしまいました(笑)





 仙台のファンにも鉄平人気は上々のようだ。しかし、その仙台は4月のナイターはやはりまだ寒い。本拠地フルキャストスタジアム宮城での開幕戦は降雨でのコールドゲーム、そして第2戦は雪の舞う中でのゲーム。さすがの鉄平も「めちゃくちゃ寒いっす」とこぼした。また「ユニホームのポケットにカイロを忍ばせてても、指がかじかんじゃって。内野手は大変だと思いますよ。5℃を下回る日は中止にならないかなぁ」とも。
体が資本の野球選手。体調管理面についても話を聞いてみた。

----オープン戦の頃から健康食品を摂取しているそうですが…

鉄平:チームスタッフや知人のすすめもあって、やずやの「雪待にんにく卵黄」を飲んでいます。

----飲んでいて、体感する効果はありますか?

鉄平:オープン戦の時期もそうでしたし、シーズンに入ってからもそうなんですが、飲んで行った日は必ずヒット打っています。本当ですよ。昨日(4/21)は盛岡に持っていくのを忘れたので、ノーヒットでした。


----いつ飲むの?



鉄平:朝起きてから飲みます。飲むたびに、今日もこれで元気に1日過ごせるなと言う気持ちになりますし、肝心の野球の面でも助けてもらっています。カプセルに凝縮されているので、飲みやすいですしね。
にんにくには食べ物の中でも栄養に優れていると聞きますので、仙台で試合をする僕たちには良いでしょうね。元々、元気になる食べ物だなと言うイメージは持ってましたよ。

----普段から心がけていることは?

鉄平:実はお酒が好きなんですが、飲みだすとやっぱり気持ち良くなって止まらなくなるじゃないですか。それによって睡眠不足になるのが最も怖いので、自主トレの頃からお酒を断って、できるだけ睡眠を取るようにしていますよ。
それからストレッチを多くするように心がけています。また、お風呂にゆっくり浸かりますね。長ければ30~40分。
それから、寝る時も気をつけますね。暑がりで、暖房つけてなくても、布団を蹴飛ばしてしまうことが多いので。できるだけ寝相を良く(笑)。体が冷えると、膝や腰に悪いですからね。




愛用している「雪待にんにく卵黄」を手にご機嫌な鉄平

 23歳と言えば、世間では大卒で社会人を迎える世代。その若さで体調管理にも気を遣う鉄平に限りない将来性を感じた。

最後にメッセージを、と問うと、

鉄平:「雪待にんにく卵黄」を飲ませてもらって、良い結果が出てますし。ホームランをぼんぼんと言うわけにはいかないけど、にんにくパワーで活躍できるように頑張りたいです!

 交流戦も始まり、鉄平にますますの期待がかかる今年の楽天イーグルス。将来のイーグルスを背負って立つ鉄平に今後も注目したい。

インタビュー:楽天スポーツ


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